2015年11月27日金曜日

医薬品以外の治療法ではエビデンスレベルは重要でない

結論:エビデンスレベルが大切なのは医薬品だけで、手術・サプリメント・生活習慣指導などにおいてエビデンスレベルの重要性は非常に低い


現代の医療においてはエビデンスレベル(公平で大規模な研究がされているか)が過度に重要視されている。だがそれが当てはまるのは医薬品のみのため、他の有用な治療法が広まらなかったり、場合によっては否定されている。

エビデンスレベルの高く、効く治療法   ≫医薬品など
エビデンスレベルの低く、効く治療法   ≫新しい手術法・一部代替療法
エビデンスレベルが低く、効かない治療法≫治験をパスできなかった医薬品・本当に効かない代替療法


ケース1:既存の心臓マッサージの手法を改良する場合

医学の進歩とともに、人工呼吸と心マのコンビネーションが徐々に変わっている。
例えば医学の進歩で心マやり方を改良するために良い研究発表するにはどうしたらよいか。

医薬品なら偽薬(プラセボ)を使ってランダム化比較試験が可能だが、このように手技や手術ではそのようなことができず、結果としてエビデンスレベルの低い研究となる。

エビデンスレベルが低いものを否定する社会は手術の技術進歩を停滞させる。


ケース2:安価な療法を開発する・発見した場合

高いエビデンスレベルで論文(研究結果)を発表する場合、どうしても企業・国・大学のスポンサーが必要です。ですので、安価な療法や特許の切れた医薬品には企業のスポンサーが付きません。製薬会社が何に研究費用(寄付も含む)を出しているか見れば分かります。

例えば・・・
エイズをビタミン等で治療する論文が計3つある。
・AIDS患者に治療の際にビタミンCを投与することで良い結果を得られた報告
・サプリメント摂取している人ほどHIV陽性でAIDSの発生率が半分
・マルチビタミンとセレンの摂取がHIV患者の症状のリスクを低減

このうち上2つはエビデンスレベルが低いが、これは主に資金がないからエビデンスレベルが低いだけである。
医薬品は大規模試験で結果が出ず否定されるが、安価な治療法はそもそも大規模試験ができない。だからHIVの安価な治療法の研究が進まない。


ケース3:治療法の開発者・発見者が善人の場合

研究のエビデンスレベルを高くするには偽薬等を使ってランダムに無治療群と治療群に分けてやるランダム化比較試験をすると良い。

だが安価な治療法を広めようとする善人にはエビデンスレベルの高いランダム化比較試験を実施できない。

貴方の親・伴侶・子がHIV陽性で、医学の発展のために偽薬を投与され無治療群になることを受け入れられますか?善人はそのようなことを想像するのでランダム化比較試験を実施できないのです。


ランダム化比較試験等で否定されたのか、それともランダム化比較試験等が実施されていないからエビデンスレベルが低いのかを吟味してから治療法を否定すべきである。
エビデンスレベルが低いから効かないと言っている医師・研究者の言うことは真に受けてはいけない


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2015年11月6日金曜日

船井総研からうちの顧客情報流出

結論

契約書の範囲を超えて、船井総研からうちの顧客データが流出していた

当時の状況

・うちの顧客情報のデータベースはメールアドレスが空欄にできない仕様
・メールアドレスを持ってない顧客には私の個人アドレス(A)・うちの共通メール(B)を登録していた

起きたこと(時系列)

・ある日(A)と(B)にあるダイレクトメールが来た
・ダイレクトメールの送付元を確認すると、以前に当社のコンサルで関わった船井総研の担当者が代表を務める会社だった(顔を合わせた事もある、起業した模様)
・顧客に叔父がいるのでメールを確認させてもらったところ、同じダイレクトメールが届いていた


現在

顧客に事情を説明するディメリットも含め、現在契約書を引っ張って検討中

事情説明のダメージは思ったほど少ないので、タイミングを見て打ち合うかも

同じようなダイレクトメールが来るようなら本気で打ち合う